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中国最高指導者の車列

依然社会主義しかも共産党一党独裁と言われている中国の最高指導者が外出の時にどのような車を乗っているのか、中国人だけではなく、日本の皆様も知りたいと思います。

今日は2006年10月1日中国の建国記念日に撮影された中国最高指導者の車列と言われる写真特集を紹介します。


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写真1:道路が交通管制される。

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写真2:先導車。

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写真3:警備車?とマイクロバス

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過ぎ去るマイクロバス

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新華社報道写真:胡錦濤国家主席が北京オリンピック建設現場を視察する時、建築現場労働者と歓談する。

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2008年北京オリンピックのシンボルマーク

解説:
1.中国で重要行事或いは国家高官が外出する時に警察の専用先導カーは一番前に走って先導するのが慣例です。
この車列の先導カーは写真2です。見所は二つある。
 まずは車自体です。この先導カーはベンツになっています。
まず、ベンツ車で先導カーになっていることは尋常ではありません。
 次にはその車のナンバー・プレートにあるナンバーです。
 xA9999xになっています。前後xのところは写真から確認できませんが、A9999ははっきり読み取れます。
 9は中国の伝統の中で一番高い数字であります。それ以上ないことを意味しています。このナンバーは尋常なものではありません。この車両は中国最高指導者胡錦濤の専用先導カーの可能性が高い。
 中国の指導者の警備担当は解放軍の特別部隊「中央警衛師」が担当しています。後ろのxは「軍」の可能性が高い。前のxは「甲」の可能性が高い。

2.中国最高指導者が乗っている車は乗用車ではなく、マイクロバスです。なぜ乗用車ではなく、マイクロバスかというと、乗る時に乗用車より楽です。また、同伴する或いは案内する人たちと話し合いには便利です。マイクロバスを乗って視察するというスタイルは少なくとも江沢民時代に遡れます。江沢民の体が大きくて、乗用車に乗るのがきつかったかもしれません。マイクロバスを採用したのではないかと推測します。
注目してもらいたいところはマイクロバスのナンバー・プレートです。
ナンバーの表記は前の乗用車と同じく数字の上にxVの模様の赤字があります。「軍甲V」というナンバーは中国の戦略ミサイル司令部に使われているナンバー表記です。ここにVではなく、一般に知られているYではないかとも考えられます。

3.写真を取った人の説明では、マイクロバスの後ろのアウディ車は非常ランプがついてませんでした。中国では車列を組む時に走行中非常ランプをつけながら走るのは同じ車列の車の証です。
 ある意味では、マイクロバス車の後ろに警護車がついていないことです。社会主義国中国が安全であることか、中国の警備当局の非常識警備か分かりません。

4.現在北京では、道路に車が洪水のように流れています。中国の最高指導者が外出する時に全道路交通管制ができなくなります。でも依然として車が通る前に他の車両を走らせないようにしています(写真一)。

5.親民政治といわれている胡錦濤ですが、この視察車列スタイルも民心を得られる模様です。

念のために一般市民の結婚車列を再掲載し、この車列は中国の高官のものではありません。

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